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恋とかしてみたいジャン(笑)

2013年09月07日 23:39

今回も友達の要望です。なんか、まとまりがない気がする。ごめんなさい。

ジャンです。キャラは、ジャンだけど、ジャンじゃないです。

うん。なんかすごいことになっちゃった。

すごいクオリティが低いのは変わんないけど・・・。

題名が思いつかなくて、苦肉の策で、これ。

末期です。もう自分でもやばいと思います。

ただ、内容はクソみたいでも気にしない方は読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋とかしてみたいジャン(笑)

 

 

 

 

 

いつも変わらない。

 

あなたはずっと、あの娘を見てる。

 

あなたの瞳(め)に私は写らない。でも、いつかは、私を見て欲しいと願ってる。

 

 

 

―――と窓の外を眺めながら乙女チックに浸ってみる。

 

まぁ、実際のところ本当なんだけど。

 

なんでだろう。私はいつも片想いしかできない。

 

歴代で私が好きになる人は皆好きな娘がいる。

 

今回もだ。何回失恋したかな。

 

確か最初は、近所のお兄ちゃんに恋をした。彼女いたけど。

 

次は、クラスメートだったっけ。あ、そいつはクラスのアイドル的な娘が好きだったはず。

 

そんで、中学で先輩のこと好きになったけど彼女持ち。しかも3人。三股野郎。最悪。

 

で、そいつの友達にも恋をするのだけど、類は友を呼ぶ。女たらし。とかいう噂。

 

でもさ、私も一応れっきとした乙女だから、両想いになりたいわけですよ。

 

恋愛して彼氏が欲しいわけですよ。

 

でも、彼氏なんてできない。片想いで終わるから。

 

回想終了。で、今に至る。また絶賛片想い中。涙通り越して、笑っちゃう。

 

私の想い人の名前はジャン。ジャン=クラスメート≠恋人。

 

私はジャンが好き。ジャンはミカサが好き。ミカサはエレンが好き。

 

手前まで三角関係、キャア。私が抜けても三角関係、ワオ。

 

エレンって誰が好きなんだろう。意外にもリヴァイだったりして。ゲイデスカ、コワ。

 

今のは冗談。はい、笑って、笑ってー。・・・でも、あのくっつきぶりは以上。

 

金魚の糞どころじゃないよ。腐女っ娘、キャァキャァ言ってるよ。

 

それ見てるミカサが超怖い。今にも殺しにかかりそうな目してる。

 

それを見てるジャン。超辛そう・・・・・・・・私も辛いよ。

 

うーん。難しいねぇ。恋愛って奴はねぇ。

 

これ言うと「あんたおばぁさんみたい。」って友達に馬鹿にされるからもう言わない。

 

一回呟いて、友達に言われてちょっとへこんだ。

 

おばぁさんじゃないもん。子供だもん。拗ねてみる。無意味だけど。

 

あ、昼休み終わる。クソ。授業が始まる。超憂鬱。

 

 

 

5時間目は適当に板書して流して終わって、6時間目は睡魔と戦って、

 

ホームルームはお絵かき。カキカキ。担任ウザイ。教室に響く雑音。

 

お前の話、誰も聞いてないよ。気づけ早く。掃除も皆と適当に終わらせる。

 

お約束の「チョット男子ぃー。掃除ちゃんとやってよぉー。」なんてないんだよ。

 

今日、居残りしよっかな。ジャン今日居残りって言ってたし。ストーカーしちゃうかも。

 

嘘だよ。引かないでよ。怖いよ自分。

 

放課後キター。放課後最高。ウザイのに縛られることもなく自由な時間。

 

とりあえず。校舎ウロウロー。ウロウロ。ウロウロ・・・。

 

そして偶然を装って、ジャンと下校。「一緒に帰ろう」って言う。予定。

 

実行したことがない予定。今まで一回も実行してない。慎重派なんだよ。私。

 

 

あ、教室に入ってくミカサとエレン発見。速攻隠れる。隠れてどうする。

 

前え出ろ!私!って意気込むも、凍りつき動かない足。ダッサイ。

 

あーーーーー、あっ、カバン!カバン取らなきゃ・・・。

 

どうしよう。カバン・・・。今出たら、きっとミカサに恨まれる。どうしよう。

 

ん?ん?向こう側から人が・・・ジャン!!嘘・・・教室にはミカサとエレンが・・・。

 

「だから、エレン。どうしていつもリヴァイといるのかと聞いている。」

 

「はぁ?別にお前に関係ないだろ。」

 

「お、これは、これは、エレン君に、ミカサ君じゃぁないか。

なぁにしてるんだーい?」

 

っおい、今入ってくのかよ。おい!馬鹿なのかしら・・・。うん。馬鹿ジャン。

 

「うるさい。あなたに関係ない。入ってこないで。」

 

流石ミカサ。バッサリと切り捨てる・・・。

 

「ジャン、お前からも言ってやってくれよ。

こいつ、俺が兵長と居るのおかしいって言うんだよ。」

 

「別に、おかしいとはいっていない。ただ、異常だって言ってるだけ。」

 

「な、同じ意味だろ!」

 

「おい、ミカサー。エレンは誰と居ようが別にいいだろ。」

「そーだ、そーだ!」

 

エレン、わかってない。鈍感すぎ。

 

「だから、何度言えば分かる。ジャン、あなたに関係ない。だから、首を突っ込まないで。」

 

「・・・すまない・・・。」

 

「それから、エレン、私はお母さんに頼まれてる。」

 

「な、何をだよ?」

 

「エレンが、変なことをしでかさないように。毎日健康で明るく生きられるように。」

 

「ミカサには、関係ない。もう、何年も前に居なくなった奴の話すんな!」

 

パンッ!

 

?誰かがぶたれた音?エレンが?ミカサにかな?

 

「おい。お前、いい加減にしろよ!本当にわかんないのか?」

 

「何すんだよ!ジャン!」「ジャ、ジャン・・・。」

 

え・・・。もしかして、今ジャンがエレンをぶった?

 

「だから!ミカサがっ!お前をっ!」

 

「もういい。ジャン。エレン、帰ろう。」「・・・、あ、あぁ。」

 

二人が、教室から出て行った。ジャンだけが、取り残されてる。

 

「・・・。っクソ!」

 

っつ、ジャン・・・。今、教室に入る?いや・・・入ってどうするの?

 

何もできないじゃない。カバンだけ取って・・・帰る。

 

「・・・。はっ、って、え、・・・ハルナ・・・。」

 

「あ・・・、あの、ゴメン・・・。」

 

「え、お前まさか、聞いてたのか・・・?」

 

コクンと私は頷く。

 

「はは、情けないよな。」「情けなくなんかないっ!」

 

へ?あ、思ったら声に出てた。

 

「あ、お前結構声出るんだな。」

 

ジャンが目と口を丸くして驚いてる。けど、自分でも思ってもみなかった。

 

「あ、あの、ジャンは情けなくない・・・と思う。」

 

「は?何でだよ。超情けねぇよ・・・。」

 

違う。情けなくない。私は知ってる。

 

「ジャンは情けなくないよ。私は知ってるよ。さっきだって、かっこよかったよ。」

 

「どこがだよ!聞いてたんだろ?あいつらには全然相手にされねぇし、

挙句、エレンぶって言いたいことも言えなかった。」

 

「でも、ミカサには伝わってたんじゃないかな。だから、止めたんだよ、きっと。」

 

「は?だから、一体何を根拠に言ってんだよ。しかも俺の何を知ってんだよ!」

 

「知ってるよ!私ずっと見てたもの!

ジャンがミカサのこと好きで、でも、ミカサはエレンが好きで・・・。」

 

「意味分かんねぇ。何言ってんだお前。」

 

「え、だって、いつもミカサ見てるじゃない。エレンといる所見ては辛そうな顔してる。」

 

「は?え、何、お前俺がミカサ好きだと思ってたのか?」

 

え、何言ってるの?違うの?

 

「ち、違うの?」

 

「まぁ、昔はそうだったけどよ。今はちげぇーよ。」

 

「え、だって、辛そうな顔・・・」

 

「はぁ?そんなわけねぇだろ。あーでも、あいつら見てるとよ、

なんかイライラしねぇか?」

 

やっぱり。ジャンは嫉妬してるんだ。

 

「そうかな・・・。」

 

「だってよ、あんなにミカサはエレンを好きなのによ、肝心のエレン自身が鈍感で、

ミカサが可哀想じゃねぇか?だから、俺はそれを伝えてぇんだ。いつも失敗するけどな。」

 

何言って・・・だって、ジャンはミカサが好きで、ミカサは・・・。

 

「そもそも、いつ俺がミカサ好きだって言ったんだよ。それは、過去だ。確かに過去は好きだった。」

 

「え・・・じゃぁ、誰が好きなの・・・今は!」

 

「そんなの・・・。言えるか馬鹿野郎!」

 

「やっぱり!ミカサがまだ好きなんでしょう?」

 

「っだから!俺はお前がっ!・・・」

 

え?何、え?ジャン顔赤いし。は?え?

 

「だから、俺はお前がす、好きなんだよ!!」

 

「え?」

 

え、なんで、だって・・・私はジャンが好きで、ジャンはミカサが好きで・・・。

 

「冗談?え、それは、こうあの、ドッキリ的な?」

 

「ちげぇーよ。真面目だよ。大真面目だよ。」

「嘘・・・」「嘘じゃねぇよ。」

 

急に、全身が熱くなった。きっと私、今ジャンの倍は顔が赤いと思う。

 

「わ、私は、ずっと片想いしてた。だからまた、片想いだと思ってた。」

 

「は?なんだよそれ」「だから、私、前から、ジャンが好きだったの!」

 

「っ・・・」あぁもう、超熱くなってきた。

 

穴があったらそこに隠れたい・・・。

 

私はカバンを掴み猛ダッシュで教室を出た。

 

だけどすぐに、腕を掴まれた。い、今はだめー!ちょ、絶対変な顔してるから。

 

「は、はなして・・・。」「嫌だ。こっち向け。」「・・・嫌。」

 

「っち。」

 

「?!」?!

 

急に引っ張られたかと思うと、口になんか、柔らかいものが・・・。

 

い、今、何が・・・。

 

「いいから、黙ってろ。それから、俺を捨てたりしたら許さないからな!」

 

「・・・。」「返事は!!」「は、はいっ」

 

え、今のって。

 

「え、今なんて・・・」

 

「だから、俺と付き合えって言ったんだよ!それくらいすぐにわかれ!!」

 

 

「ねぇ、もう一回、もう一回言って。好きだって。」

 

「はぁ?んなこと言うわけねぇだろ!」

 

「えー、言って欲しかったのに。」

 

「っ、クソ、一回しか言わないからな・・・ハルナ好きだ。・・・何笑ってんだよ!」

 

すごい真っ赤。可愛いな。こんなの笑っちゃうに決まってる。

 

 

 

 

 

ジャン=クラスメート=恋人

 

私の想い人。

 

 

 

 

 

今日も私は恋をする。明日もずっと恋をする。空が夕日で赤く染まってる。