今回も友達の要望です。なんか、まとまりがない気がする。ごめんなさい。
ジャンです。キャラは、ジャンだけど、ジャンじゃないです。
うん。なんかすごいことになっちゃった。
すごいクオリティが低いのは変わんないけど・・・。
題名が思いつかなくて、苦肉の策で、これ。
末期です。もう自分でもやばいと思います。
ただ、内容はクソみたいでも気にしない方は読んでください。
恋とかしてみたいジャン(笑)
いつも変わらない。
あなたはずっと、あの娘を見てる。
あなたの瞳(め)に私は写らない。でも、いつかは、私を見て欲しいと願ってる。
―――と窓の外を眺めながら乙女チックに浸ってみる。
まぁ、実際のところ本当なんだけど。
なんでだろう。私はいつも片想いしかできない。
歴代で私が好きになる人は皆好きな娘がいる。
今回もだ。何回失恋したかな。
確か最初は、近所のお兄ちゃんに恋をした。彼女いたけど。
次は、クラスメートだったっけ。あ、そいつはクラスのアイドル的な娘が好きだったはず。
そんで、中学で先輩のこと好きになったけど彼女持ち。しかも3人。三股野郎。最悪。
で、そいつの友達にも恋をするのだけど、類は友を呼ぶ。女たらし。とかいう噂。
でもさ、私も一応れっきとした乙女だから、両想いになりたいわけですよ。
恋愛して彼氏が欲しいわけですよ。
でも、彼氏なんてできない。片想いで終わるから。
回想終了。で、今に至る。また絶賛片想い中。涙通り越して、笑っちゃう。
私の想い人の名前はジャン。ジャン=クラスメート≠恋人。
私はジャンが好き。ジャンはミカサが好き。ミカサはエレンが好き。
手前まで三角関係、キャア。私が抜けても三角関係、ワオ。
エレンって誰が好きなんだろう。意外にもリヴァイだったりして。ゲイデスカ、コワ。
今のは冗談。はい、笑って、笑ってー。・・・でも、あのくっつきぶりは以上。
金魚の糞どころじゃないよ。腐女っ娘、キャァキャァ言ってるよ。
それ見てるミカサが超怖い。今にも殺しにかかりそうな目してる。
それを見てるジャン。超辛そう・・・・・・・・私も辛いよ。
うーん。難しいねぇ。恋愛って奴はねぇ。
これ言うと「あんたおばぁさんみたい。」って友達に馬鹿にされるからもう言わない。
一回呟いて、友達に言われてちょっとへこんだ。
おばぁさんじゃないもん。子供だもん。拗ねてみる。無意味だけど。
あ、昼休み終わる。クソ。授業が始まる。超憂鬱。
5時間目は適当に板書して流して終わって、6時間目は睡魔と戦って、
ホームルームはお絵かき。カキカキ。担任ウザイ。教室に響く雑音。
お前の話、誰も聞いてないよ。気づけ早く。掃除も皆と適当に終わらせる。
お約束の「チョット男子ぃー。掃除ちゃんとやってよぉー。」なんてないんだよ。
今日、居残りしよっかな。ジャン今日居残りって言ってたし。ストーカーしちゃうかも。
嘘だよ。引かないでよ。怖いよ自分。
放課後キター。放課後最高。ウザイのに縛られることもなく自由な時間。
とりあえず。校舎ウロウロー。ウロウロ。ウロウロ・・・。
そして偶然を装って、ジャンと下校。「一緒に帰ろう」って言う。予定。
実行したことがない予定。今まで一回も実行してない。慎重派なんだよ。私。
あ、教室に入ってくミカサとエレン発見。速攻隠れる。隠れてどうする。
前え出ろ!私!って意気込むも、凍りつき動かない足。ダッサイ。
あーーーーー、あっ、カバン!カバン取らなきゃ・・・。
どうしよう。カバン・・・。今出たら、きっとミカサに恨まれる。どうしよう。
ん?ん?向こう側から人が・・・ジャン!!嘘・・・教室にはミカサとエレンが・・・。
「だから、エレン。どうしていつもリヴァイといるのかと聞いている。」
「はぁ?別にお前に関係ないだろ。」
「お、これは、これは、エレン君に、ミカサ君じゃぁないか。
なぁにしてるんだーい?」
っおい、今入ってくのかよ。おい!馬鹿なのかしら・・・。うん。馬鹿ジャン。
「うるさい。あなたに関係ない。入ってこないで。」
流石ミカサ。バッサリと切り捨てる・・・。
「ジャン、お前からも言ってやってくれよ。
こいつ、俺が兵長と居るのおかしいって言うんだよ。」
「別に、おかしいとはいっていない。ただ、異常だって言ってるだけ。」
「な、同じ意味だろ!」
「おい、ミカサー。エレンは誰と居ようが別にいいだろ。」
「そーだ、そーだ!」
エレン、わかってない。鈍感すぎ。
「だから、何度言えば分かる。ジャン、あなたに関係ない。だから、首を突っ込まないで。」
「・・・すまない・・・。」
「それから、エレン、私はお母さんに頼まれてる。」
「な、何をだよ?」
「エレンが、変なことをしでかさないように。毎日健康で明るく生きられるように。」
「ミカサには、関係ない。もう、何年も前に居なくなった奴の話すんな!」
パンッ!
?誰かがぶたれた音?エレンが?ミカサにかな?
「おい。お前、いい加減にしろよ!本当にわかんないのか?」
「何すんだよ!ジャン!」「ジャ、ジャン・・・。」
え・・・。もしかして、今ジャンがエレンをぶった?
「だから!ミカサがっ!お前をっ!」
「もういい。ジャン。エレン、帰ろう。」「・・・、あ、あぁ。」
二人が、教室から出て行った。ジャンだけが、取り残されてる。
「・・・。っクソ!」
っつ、ジャン・・・。今、教室に入る?いや・・・入ってどうするの?
何もできないじゃない。カバンだけ取って・・・帰る。
「・・・。はっ、って、え、・・・ハルナ・・・。」
「あ・・・、あの、ゴメン・・・。」
「え、お前まさか、聞いてたのか・・・?」
コクンと私は頷く。
「はは、情けないよな。」「情けなくなんかないっ!」
へ?あ、思ったら声に出てた。
「あ、お前結構声出るんだな。」
ジャンが目と口を丸くして驚いてる。けど、自分でも思ってもみなかった。
「あ、あの、ジャンは情けなくない・・・と思う。」
「は?何でだよ。超情けねぇよ・・・。」
違う。情けなくない。私は知ってる。
「ジャンは情けなくないよ。私は知ってるよ。さっきだって、かっこよかったよ。」
「どこがだよ!聞いてたんだろ?あいつらには全然相手にされねぇし、
挙句、エレンぶって言いたいことも言えなかった。」
「でも、ミカサには伝わってたんじゃないかな。だから、止めたんだよ、きっと。」
「は?だから、一体何を根拠に言ってんだよ。しかも俺の何を知ってんだよ!」
「知ってるよ!私ずっと見てたもの!
ジャンがミカサのこと好きで、でも、ミカサはエレンが好きで・・・。」
「意味分かんねぇ。何言ってんだお前。」
「え、だって、いつもミカサ見てるじゃない。エレンといる所見ては辛そうな顔してる。」
「は?え、何、お前俺がミカサ好きだと思ってたのか?」
え、何言ってるの?違うの?
「ち、違うの?」
「まぁ、昔はそうだったけどよ。今はちげぇーよ。」
「え、だって、辛そうな顔・・・」
「はぁ?そんなわけねぇだろ。あーでも、あいつら見てるとよ、
なんかイライラしねぇか?」
やっぱり。ジャンは嫉妬してるんだ。
「そうかな・・・。」
「だってよ、あんなにミカサはエレンを好きなのによ、肝心のエレン自身が鈍感で、
ミカサが可哀想じゃねぇか?だから、俺はそれを伝えてぇんだ。いつも失敗するけどな。」
何言って・・・だって、ジャンはミカサが好きで、ミカサは・・・。
「そもそも、いつ俺がミカサ好きだって言ったんだよ。それは、過去だ。確かに過去は好きだった。」
「え・・・じゃぁ、誰が好きなの・・・今は!」
「そんなの・・・。言えるか馬鹿野郎!」
「やっぱり!ミカサがまだ好きなんでしょう?」
「っだから!俺はお前がっ!・・・」
え?何、え?ジャン顔赤いし。は?え?
「だから、俺はお前がす、好きなんだよ!!」
「え?」
え、なんで、だって・・・私はジャンが好きで、ジャンはミカサが好きで・・・。
「冗談?え、それは、こうあの、ドッキリ的な?」
「ちげぇーよ。真面目だよ。大真面目だよ。」
「嘘・・・」「嘘じゃねぇよ。」
急に、全身が熱くなった。きっと私、今ジャンの倍は顔が赤いと思う。
「わ、私は、ずっと片想いしてた。だからまた、片想いだと思ってた。」
「は?なんだよそれ」「だから、私、前から、ジャンが好きだったの!」
「っ・・・」あぁもう、超熱くなってきた。
穴があったらそこに隠れたい・・・。
私はカバンを掴み猛ダッシュで教室を出た。
だけどすぐに、腕を掴まれた。い、今はだめー!ちょ、絶対変な顔してるから。
「は、はなして・・・。」「嫌だ。こっち向け。」「・・・嫌。」
「っち。」
「?!」?!
急に引っ張られたかと思うと、口になんか、柔らかいものが・・・。
い、今、何が・・・。
「いいから、黙ってろ。それから、俺を捨てたりしたら許さないからな!」
「・・・。」「返事は!!」「は、はいっ」
え、今のって。
「え、今なんて・・・」
「だから、俺と付き合えって言ったんだよ!それくらいすぐにわかれ!!」
「ねぇ、もう一回、もう一回言って。好きだって。」
「はぁ?んなこと言うわけねぇだろ!」
「えー、言って欲しかったのに。」
「っ、クソ、一回しか言わないからな・・・ハルナ好きだ。・・・何笑ってんだよ!」
すごい真っ赤。可愛いな。こんなの笑っちゃうに決まってる。
ジャン=クラスメート=恋人
私の想い人。
今日も私は恋をする。明日もずっと恋をする。空が夕日で赤く染まってる。